英語の単位取得のために③ もはや英検２級取得を目指してみる。

↑上の記事の続きとなります。

慶應通信を初めとする通信制大学の英語の単位取得に必要なレベルはわかりました。

それでは、実際に英語の単位を、「できるだけ早く、スムーズに」取得するためには、どうすれば良いのでしょうか。

「まずは先輩から過去に出題された問題内容や形式を聞き、そこから出題傾向をつかみ、それに合わせて勉強をする」という手段をとるかと思います。僕自身も同じ方法をとりました。

もちろんこの方法は英語に限らず、単位を取得する上で大変有効だと思われます。

しかし、英語という科目おいては、僕は上記のような勉強方法よりも、高校レベルの英語力を早急に身につけてしまった方が、結果的には早く単位取得ができるのではないかと考えております。

例えば、経済学などの試験なら、「外部不経済が出る」ということがわかっていれば、その項目を重点的に勉強をすれば良いのですが、英語はたとえ「分詞が出る」とその試験内容がわかっていても、試験当日に分詞をきちんと使いこなせている自分にならないと試験問題が解けないんですね。

英語という科目はスポーツと似ている部分があり、「ルールを知り、それを応用して問題を解く」という体得が重要な部分があります。

さらには、英語は「次の試験は、仮定法と現在完了形だけを勉強しておけばいい」というヤマを張ることも難しい科目であり、色々な文法分野が穴埋め問題や整序問題、長文問題の中で登場したりします。

以上のような理由から、英語の単位を取得するためには、結局はまんべんなく英語の勉強をする必要があるのではないかと僕は考えています。

その際、求められる英語のレベルは、繰り返しになりますが、英検２級レベルだと僕は考えています。

そこで、今回はこの記事を見て下さっている方に、英語の単位取得にあたり僕から一つ提案があります。

英検２級の取得を、通信制大学に入学した１年目（現在、すでに通信制大学に通われている方は来年度いっぱい）が終わるまでの目標にしてみるのはいかがでしょうか。

英語の単位取得のために英語の勉強をすることを、逆にチャンスと捉え、そのまま英検２級を取得してしまうのです。

特にこのブログを読んでいる方で、

①高校卒業後すぐに通信制大学へ進学した方

②英語に身につけ転職を考えている方　の場合は、

通信制大学入学後の初めの１年間は、英検２級の取得を目標に日々の勉強を英語中心に行い、同時並行でスクーリング等でその他科目の勉強をしていく、という勉強の進め方が良いのではないかと考えております。

そして、英検２級を取得したタイミングで、大学の英語の単位取得に取り組んでみるのです。

特に、①高校卒業後すぐに通信制大学へ進学した方は、通学制の大学へ進学した学生と比べると、英語の学力に差がある場合が考えられます。

これは通学生の学生は受験勉強を通して、英語を勉強しているからなんですね。

しかし、ひとまずは英検２級を持っていれば、一般的な高校卒業程度の英語力は持っていることになります。ぜひこの機会に英検２級をとってしまいましょう＾＾（英検２級は履歴書にも書くことができますよ）

ちなみに、すでに就職をしていらっしゃる社会人の方の中には、「慶應通信には学問をしにきたわけで、英検２級の取得なんか目指していない」と思われる方や、「そんなことよりもさっさと単位が欲しい」と思われる方もいるかもしれません。

「英検２級の取得を目標としてみましょう」という僕の考えは、正確には、英検２級を取得するための勉強方法が、大学の英語の単位取得のために大変効果的だと考えているので、ぜひ次回の記事にてお伝えする勉強方法だけでもご参考になってみてくださいませ＾＾

次回の記事は↓となります。